声明：進行中の東トルキスタン危機に対する第76回国連総会の無関心への非難
0
0
- ETGE 亡命政府声明の原文： Condemnation Of The 76th UN General Assembly’s Indifference To The Ongoing East Turkistan Crisis
第76回国連総会のハイレベルな総会の初日は2021年9月21日に開かれた。世界中多くの国の指導者は、それぞれの国と人類全体が直面している多くの課題について述べた。悲しいことに、34の国家元首のうち、米国大統領とトルコ大統領の二人の国家元首のみ、占領下の東トルキスタンで進行中のウイグル人及び他トルコ系人々の虐殺と抑圧について簡単に触れた。
東トルキスタンは、この21世紀の2021年にもジェノサイドを受けている国として、占領下の東トルキスタンで進行中の中国によるジェノサイドに対する国際社会の意図的な無関心を非難する。
今年の初め、2021年1月19日、米国政府は、ウイグル人、カザフ人、キルギス人及びその他トルコ系人々に対する中国による進行中の残虐行為を大量虐殺として正式に認定した。占領下の東トルキスタンで「中国が人種、民族、宗教団体を標的にしていることを非難するよう呼びかける」と国連総会で演説し、国際社会に呼びかけたアメリカ合衆国に、私たちは心から感謝する。しかし、国連ジェノサイド条約で定義されているように、ジェノサイドと人道に対する罪で中国の犯罪行為を防止し罰するための具体的な行動が米国政府にないことには私たちは失望している。
アメリカ合衆国を含む国際社会は、確立された国際法と制度を使用し、占領された東トルキスタンのウイグル、カザフ、キルギス及びその他トルコ系人々に対する中国による大量虐殺に対して行動する道徳的、人道的及び政治的責任がある。
国際連合の加盟国を含む国際社会に対し、国際法と国連憲章で確立された原則の下での人道と人権に対するコミットメントを果たすことにより、21世紀の最も深刻な人道的危機である東トルキスタンで進行中の中国による虐殺に対処するよう、我々は繰り返し呼びかける。
私たちは、国連とその加盟国に対し、ICCに対し、ウイグル人や他トルコ系人々に対して行われている大量虐殺における習近平を含む中国当局者のジェノサイドで果たした役割について直ちに調査し起訴するよう要請することにより、国際刑事裁判所を通じて正義を貫き、東トルキスタンの努力を支援するよう要請する。我々は、国連安全保障理事会と国連加盟国に対し、国際司法裁判所で進行中のジェノサイドについて中国に対し、並行訴訟を起こすよう要請する。
東トルキスタンとその国民は、ウイグル人に関する国連総会でのトルコ大統領レジェップタイップエルドアンによる有害な声明を非難する。エルドアン大統領は、ウイグル人や他のトルコ系人々が直面している進行中の大量虐殺の深刻さを薄める一方で、中国のいわゆる「領土保全」という誤った文脈の下で、基本的権利を改善するよう中国に訴えた。このような有害な声明を発表することにより、トルコ政府は、中国による東トルキスタンの継続的な占領と植民地化及びその国民の大量虐殺に対する支持を公然と表明した。
中華人民共和国の習近平国家主席もまた、国連総会で不条理な発言をした。東トルキスタンで進行中の植民地化、大量虐殺、占領キャンペーンに従事しているにもかかわらず、習近平は「中国は他人を侵略したり、いじめたり、覇権を求めたりしたことは一度もないし、決してないだろう」と事実に反する内容を述べた。
1949年10月1日に中華人民共和国が設立されて以来、中国は東トルキスタン（1949）、チベット（1950）、インド（1962）、ベトナム（1979）を含む複数の国に侵略してきた。過去数十年にわたり、主に21世紀の変わり目以来、中国は力を使って拡大主義の積極的なキャンペーンを働き、力で近隣諸国を従順させ、抑制してきた。中国は一帯一路イニシアチブ（BRI）を使用し、力を通じて世界的な覇権を達成するための悪意のある戦略を追求してい る 。
占領下の東トルキスタンでウイグル人や他のトルコ系人々に対する中国による進行中の大量虐殺は、ホロコースト以来世界が目撃した最も重大な道徳的、政治的、人道的危機である。このようなハイレベルなグローバルフォーラムでのこの危機に対する国際社会の軽視と無関心は憂慮すべきことである。ジェノサイドやその他の人道に対する罪の加害者を中止と罰するための適切な行動の欠如は、中国とさまざまな悪意のある政権の無責任な行動を奨励するだけであり、それによって世界の安定と安全、そして国連の目的そのものを損なうことにもなる。
